用品全体で確認する五つの危険
1. 頭や足が入るすき間
柵、ステップ、接続部、家具との間に、頭や足が入るすき間がないか確認します。設置前は問題がなくても、部品の緩みや位置ずれですき間が広がる場合があります。猫が実際に通る経路を床の高さから見てください。
2. 電源コードと小さな部品
給水器、給餌器、ヒーター、自動トイレのコードを、噛んだり引っかけたりできる状態にしません。余ったコードを猫の近くで輪にせず、説明書どおり固定します。外れたキャップ、留め具、包装材などの小部品は、その場で片づけます。
3. 可動部と自動運転
回転、開閉、給餌などの動作は、猫を近づける前に人が確認します。センサーがあることだけで安全と決めず、対象体重未満での使用制限、停電復帰時の動き、手動停止方法を確認します。慣れるまでは従来品を残し、使用状況を見られる時間に試します。
4. 高さと落下経路
子猫は登れても、安全に降りられるとは限りません。キャットタワーでは最高部だけでなく、各ステップの間隔、滑りやすさ、下に硬い家具がないかを見ます。高い製品へ急いで誘導せず、低い遊び場や休憩場所も用意します。
5. 熱源から離れられるか
ペット用ヒーターでも、メーカーは低温やけどへの注意を示しています。ベッド全面を熱源で覆わず、猫が自分で暖かい場所から離れられる配置にします。布を重ねてよいか、温度面の使い分け、コードの扱いは製品説明書に従い、独自の使い方を足さないでください。
自動猫トイレは最低体重だけを見ない
最低体重を満たしても、入口の高さ、内部で向きを変えられるか、作動音を怖がらないかは別の問題です。最初は電源を切って使えるかを説明書で確認し、従来のトイレを併用します。子猫が近くにいる状態で試運転をせず、人が見ているところで動作と停止を確かめます。
排せつ物の状態を確認する習慣も残します。自動でゴミ箱へ移るからといって、猫が使ったかどうかを確認しなくてよいわけではありません。使わない、排せつの様子が違うと感じた場合は自動運転を中断し、必要に応じて動物病院へ相談します。
キャットタワーとケージは設置面を見る
公式説明書が求める平らで安定した場所へ置き、付属の固定具をすべて使います。通路、扉、階段の近くや、ぐらつく敷物の上は避けます。壁や天井へ固定する製品では、設置面の材質と強度が条件に合うか確認してください。
子猫が棚板の裏や支柱の間へ入り込めないか、飛び降りた先に角やガラスがないかも見ます。成長して体重と跳躍力が変わったら、耐荷重だけでなく、本体の揺れや床とのずれを再確認します。
