設置前に確認すること
まず型番と取扱説明書を確認し、次を書き出します。
- 本体全体と棚板・ハンモックなど各部の耐荷重
- 想定する猫の頭数
- 床から天井までの対応寸法
- 使用できる床、壁、天井の条件
- 付属する転倒防止ベルト、突っ張り部品、固定金具
- 工具、締め付け方、設置後の確認方法
製品の耐荷重は、似た形状の別製品へ流用できません。多頭飼いでは、複数の猫が同じ棚板へ乗る可能性を考えます。体重上限内でも、猫が方向転換できる棚板の広さや、勢いをつけて飛び乗る経路は別に確認してください。
据え置き型は床と台座を見る
リッチェルの公式取扱説明書では、平らで安定した場所への設置、カーペットなど不安定な場所や通路、扉、階段付近を避ける注意が示されています。個別製品の数値はその製品だけの条件ですが、説明書に合う床へ置くことは共通して重要です。
床に傾きや段差がないか、台座の全体が接地しているかを確認します。敷物を入れると柔らかさで揺れが増える場合があるため、滑り止めを独自に追加する前にメーカー案内を確認します。壁へ寄せるだけでは固定になりません。
猫が飛び乗る方向から軽く力がかかったときに、台座がずれないかを猫がいない状態で確認します。人がぶら下がる、耐荷重を超える力をかけるなど、説明書にない試験は行わないでください。
突っ張り型は天井高と締め付けを確認
突っ張り型は対応する天井高に収まるだけでは不十分です。設置位置の天井と床が、メーカーの求める材質・強度かを確認します。傾斜天井、柔らかい天井、段差のある床などへ自己判断で取り付けません。
ONE MODEの公式製品・説明書一覧では、突っ張り機構や転倒防止ベルトを備えるモデルが確認できます。部品数や固定方法はモデルごとに異なるため、ベルトが付属する製品ではすべて取り付け、締め付けの順序を説明書へ合わせます。
賃貸住宅では、穴あけや粘着が可能かを管理規約と管理者へ確認します。「賃貸向け」という表現だけで、どの住宅にも設置できるとは判断しません。石膏ボードなど壁材を確認せず、一般的なねじで固定する案内も避けます。
壁固定・転倒防止ベルト
ベルトや金具は、タワー側だけでなく建物側の固定が重要です。メーカーが指定する壁面、ねじ、下地条件を確認し、必要な施工が自分で判断できない場合は専門業者や住宅管理者へ相談します。市販の金具へ交換する場合も、耐荷重や保証への影響をメーカーへ確認してください。
家具で挟む、重りを台座へ載せる、ひもで別家具へ結ぶなど、説明書にない固定を安全対策として紹介しません。避難経路を塞ぐ固定や、猫がひもへ絡まる配置も避けます。
