測る道具と記録方法
用意するのは巻き尺、メモ、設置予定場所を示すマスキングテープです。柔らかい巻き尺がなければ、猫の体を直接測るより、いつも寝ている敷物や使用中の用品を測ります。体重はメーカーの使用条件と照らすために必要です。複数の猫が同時に乗る可能性がある用品では、一匹分だけで判断しません。
商品ページに内部寸法や入口寸法がない場合は、外寸から推測しないでください。メーカーの取扱説明書やFAQを確認し、それでも分からなければ「未確認」として候補から外す判断も必要です。
猫トイレで測る場所
環境省資料では、猫の体が外へ出たり、縁に足をかけたりする場合は、トイレが小さい可能性が示されています。外側の幅だけでなく、内側の底面、入口の幅と高さ、砂を入れた状態で使える深さを確認します。
自動猫トイレでは、ドーム内部の幅、入口、メーカーが示す対象体重に加え、ゴミ箱を引き出す方向、カバーを外す高さ、電源コードまでの距離を測ります。外寸が同じでも、内部の回転機構やゴミ箱で猫が使える空間は変わります。外寸から内部寸法を推測しないことが重要です。
シニア猫では入口をまたぐ動作も観察します。これまで使えていた高さでも、足を上げにくそう、縁で止まるといった変化があれば、低い入口や短い動線を検討します。
キャットタワーで測る場所
まず床から天井までを、設置予定位置で測ります。突っ張り式は対応天井高に収まるだけでなく、説明書が求める締め付けと固定ができる天井・床かを確認します。据え置き式は台座の幅と奥行き、棚板の大きさ、ステップ間隔、製品全体と各部の耐荷重を見ます。
リッチェルの公式説明書では、平らで安定した場所への設置や、通路、階段、扉付近などを避ける注意が示されています。製品固有の耐荷重は他製品へ流用できません。猫が勢いをつけて乗る経路、多頭で同じ棚板へ乗る可能性も含め、ぐらつかない場所を選びます。
キャリーで測る場所
キャリーは猫が中で姿勢を整えられる内寸、入口の幅、耐荷重を確認します。持ち運ぶときは本体重量だけでなく、猫、敷物、必要な用品を含む総重量になります。徒歩移動なら実際に持てるか、車なら安定して固定できるかまで確かめます。
上面と側面のどちらが開くかも実用性に関わります。扉の開閉に必要な空間を取り、壁際に置いたまま猫を出し入れできるか確認してください。
